非常食 手軽にアレンジ

定期的に食べて補充する備蓄術

災害に備えて購入した非常食をしまったままにしてはいないだろうか。いざというときに賞味期限が切れていた、といった事態を防ぐには、定期的に食べて補充する備蓄術「ローリングストック」を心掛けたい。東京ガス「食」情報センターでレシピ開発を手がける栄養士の茂木一江さんに、非常食を使った手軽なアレンジ料理を教わった。

ストックする食品は、乾パンなどすぐに食べられる物、レトルト米など主食、肉や魚の缶詰など主菜、野菜の乾物など副菜、菓子、というようにバランスを意識したい。

ローリングストックのこつは「食品を組み合わせたり、味を変えたりして、メニューのバリエーションを増やすこと」と茂木さん。

「焼き鳥ライスピザ」はパックご飯の代わりに、お湯で戻したアルファ化米でも作れる。子どもと一緒に作っても楽しそうだ。ミネラルや食物繊維が豊富なのりなどの乾物も積極的に活用しよう。

備蓄食の定番、缶詰は「メーカーによって味付けや味の濃さが違うので、調理前に味見をして」とアドバイス。「コーンとアサリのリゾット」に使うアサリの水煮缶は、うま味が出た汁ごと入れる。「水煮缶は、水を使わずに調理できるので重宝します」。コーン缶の内部を汁ですすげば、中身を無駄なく使える。

「乾パンティラミス」の乾パンは食べやすいように柔らかくして、デザートに仕立てた。一般のヨーグルトは、キッチンペーパーを敷いたざるに入れて数時間おき、水切りして使うといいそうだ。

信濃毎日新聞/2018/10/01/日付より

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