話題の人物に迫る『直撃』の第8回は、男子ゴルフの石川遼(26)=CASIO。2013年から米ツアーに本格参戦したが、17~18年シーズンの出場権を逃し、今年から6期ぶりに日本に帰ってきた。なぜ米ツアーを〝断念〟したのか、今後どのような将来展望を抱いているのかー。史上最年少で選手会長にも就任した石川が今年最初の「SMBCシンガポールオープン」(18日開幕)を前に、胸の内を本紙に独占告白した。
「心」で劣り結果出ず 米出場権逃す
ー日本ツアー復帰の最大の理由は
「26という年齢も関係している。小6年の時『20歳でマスターズ優勝』と目標を掲げて達成できなかったけど、『マスターズ優勝』については今も変わっていない。もう一度、気持ちもゴルフもリセットして目標達成のために今後の10年をどうするか考えた」
ー米下部ではなく日本ツアーを選んだのは
「結果をすぐに求める環境ではゴルフをやらない方がいいと感じた。『米国にいられるだけですごい』と(周囲に)励ましてもらったけど、それが目標ではない。勝つ以外安心できる瞬間はない」
サンケイスポーツ/2018/01/16/日付より