育ててくれた特別な大会

第1回から走り続ける82歳

「ランナーとして、長野マラソンに育てられたという思いでいっぱいです」

岡谷市の小口親司さん(82)は15日の大会で、20回連続のエントリーとなる。現在も年にフルマラソン、ハーフマラソンを1、2回ずつ走るが、中でも長野マラソンはベストの状態で臨めるよう調整する特別な大会だ。

80歳1カ月で出場した2016年の18回大会で出した3時間30分18秒は、80~84歳のマスターズ日本記録。スタートラインまでの移動時間を差し引いたタイムで見ると、3時間半を切っていた。

同市出身。岡谷工業高校を卒業後、大和工業(現・セイコーエプソン)に入社し、47歳で独立して金属部品加工会社を始めた。「仕事一本で、ランニングとは全く縁がない人生」だった。走り始めたのは60歳の時。健康診断で、「中性脂肪の値が高い」と診断されたのがきっかけだった。

信濃毎日新聞/2018/04/13/日付より

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