飛躍の中2 虎視眈々と

挑む2020 県勢 東京五輪への道

東京五輪で初採用されるスケートボード。おわん形の斜面を組み合わせたコースでスピードや技の完成度を競うパーク男子で、14歳が虎視眈々と代表入りを狙っている。「東京五輪で活躍すれば世界への道も広がる。支えてくれた家族にも恩返しがしたい」と懸ける思いは強い。

国内トップレベルに飛躍したのは昨年。3月の日本オープンで第一人者の笹岡健介(Proshop Bells)に次いで2位に入ると、5月の日本選手権も高さのある「バックサイド540」(横1回転半)を武器に2位。スノーボード・ハーフパイプで冬季五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(木下グループ)らとともに五輪の予選対象大会を転戦する強化選手に選ばれた。

スケートボードとの出会いは小学1年の時だ。父伸一さん(46)が遊びで板に乗る姿に興味を持った。当時は水泳やサッカーにも取り組んでいたが、すぐにスケートボードに夢中になった。

のめりこんだ理由があった。「当時、シャイで人と話すことが苦手だった」という永原。そんな中、「スケートボードは(競技中の)服装が自由。言葉じゃなくても、ファッションや滑りで自分を表現できる。そこに魅力を感じた」。

信濃毎日新聞/2020/01/22/日付より

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