20171209朝日新聞

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コーヒーと紅茶、どちらが好き?

大人っぽさ VS 優雅さ
 割合で言うと、4人に3人が「コーヒー党」、4人に1人が「紅茶党」という結果になった。まずは業界団体幹部に印象を聞いてみた。
 全日本コーヒー協会(東京)の西野豊秀専務理事は「『コーヒーは意に悪い』というマイナスイメージを払拭しようと、研究助成を行い、『肝臓がんなどの予防効果に期待できる』というデータが得られました」と自信を深める。コーヒーの国内消費量は、昨年まで4年連続で過去最高を更新したという。
 日本紅茶協会(東京)の米川栄専務理事は「実は紅茶党は男性よりも女性が多い」と指摘する。その見立ての通り、紅茶党の割合は男性が5人に1人だったのに対し、女性は3人に1人だった。アンケートの回答者は男性57%、女性43%。女性の方が多ければ、両党の差はもう少し縮まったのかもしれない。
 アンケートで両党とも好きな理由に挙げたのは、圧倒的に「香り」が多かった。コーヒー党からは「独特の・・・

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朝日新聞/2017/12/09/日付けより