世界水準のスノボ施設

須坂市の「峰の原高原スキー場」に、今冬から世界的に知られるスノーボード施設が導入される。今春に撤退した地元の観光開発会社から、スキー場のコンサルティング会社「アクアプラネットグループ」(東京)が経営を引き継ぎ、「家族で楽しめるテーマパーク型スキー場」をテーマに掲げて再整備に取り組んでいる。

家族で楽しめるテーマパークに

導入されるのは米オレゴン州で開催されている「ハイカスケードスノーボードキャンプ」の施設。難易度別に、ジャンプ台やレールなどの障害物が設置されているコースだ。本場の米国では、平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプで金メダルのショーン・ホワイト選手ら一流のスノーボーダーも訪れるという。

同社は2008~11年に白馬八方尾根スキー場(白馬村)や16~17年に奥志賀高原スキー場(山ノ内町)で同様の施設を運営。東日本大震災が起きるなどで撤退せざるを得なかったが、利用者数は好調だったという。

スキー場全体の運営は初めての経験だが、スキー場の設計を手掛ける米国人デザイナーらと協力。オレゴン州の施設を再現しながら、峰の原高原スキー場の良さを生かしていく。同社の猪狩文孝社長は「(峰の原は)スキー場が単独であり、入り口が一つしか無いためテーマパークとしての世界観が作りやすい」と語る。他の地域では複数のスキー場でリフト共通券を使用するため、統一感を出すのが難しいという。

毎日新聞/2018/08/18/日付より

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