1993年に登場 JR中央東線で活躍

松本と新宿などを結ぶJR中央東線の特急「スーパーあずさ」用の車両「E351系」が16日、定期運行を終えた。1993年の登場以降、中南信地方から都内に行く交通手段として長年活躍。多くの鉄道ファンがJR松本駅(松本市)に駆け付け、車両との別れを惜しみ、「ラストラン」を見届けた。

上りのラストランとなる午後6時35分松本発の最終便はグリーン車として指定席が完売。列車が動き始めると、大勢のファンがホームから「ありがとう」「格好良かった」と声を掛け、車両が見えなくなるまでカメラやスマートフォンのシャッターを切った。

信濃毎日新聞/2018/03/17/日付より