平昌冬季五輪第13日の21日、スピードスケート女子団体追い抜き決勝で、日本は高木美帆(23)=日体大助手、高木菜那(25)=日本電産サンキョー、佐藤綾乃(21)=高崎健康福祉大の布陣で、2分53秒89の五輪新記録をマークしてオランダを破り、金メダルを獲得した。
年間300日以上ともに「全てにおいて100%」の鍛錬
最強の敵を突き放した。終盤、先頭を務めた高木美帆(23)=日体大助手=がエンジン全開で隊列を引く。残り1周、リンク上で指示を出していたヨハン・デビット・コーチ(38)が勝利を確信し、ガッツポーズで選手を鼓舞した。上司団体追い抜きの日本はオランダ人の指導と、一体強化で磨いた日本らしさを融合させ、息切れしたライバルを圧倒した。
信濃毎日新聞/2018/02/22/日付より