東京都文京区の男児(5)はせきが続いたため、昨年4月下旬にかかりつけの小児科でせき止めを処方してもらった。気管支が弱かったため、母親(40)はそのためと考えていた。
しかし、その後もせきは治まらなかった。息が苦しそうで、せきとともに吐いてしまうこともあった。5月下旬、再びかかった小児科で百日ぜきを疑われ、抗菌薬の処方を受けた。感染を予防するワクチンは打っていたが、免疫が落ちていたとみられる。
男児の症状は次第に治まったが、6月になると今度は母親と当時生後5ヶ月だった弟(1)もせきが出始めた。特に弟は、どんどんせきがひどくなった。
百日ぜきは、せきやくしゃみの・・・
朝日新聞/2017/11/15/日付より