カーリングは前半5エンド終了後、5分間のハーフタイムがある。作戦会議のこの時間を利用し、多くのチームが「おやつ」を食べる。LS北見の20日の英国戦のおやつは、リンゴやバナナだった。リンゴはフィフス(補欠)の本橋麻里が選手村で用意したもので、皮をむいてプラスチック容器に詰めてきたという。選手村は3LDKで、本橋を含むチーム5人全員が一緒に暮らしている。
 「スイーパーは掃くことでかなり体力を消耗するし、スキップは頭をフル回転させているので、糖分の補充が必要」。今大会、朝日新聞デジタルで「東大式 すべらないカーリング観戦術」をリアルタイム解説している、東大のカーリングサークルが母体の「チーム東京」のメンバーはこう話す。

地元の銘菓人気に

 LS北見が試合の合間に食べていた地元・北海道北見市の銘菓「赤いサイロ」が、一躍注目を集めている。同市にある老舗菓子店「清月」が北海道産牛乳やバターで製造するチーズケーキ。1個150円(税込み)で、しっとりしていると人気の商品だ。

朝日新聞/2018/02/24/日付より