ニュースを解説する情報は、基本的に新聞から集めています。新聞大好き人間で、現在8紙購読しています。私は松本の出身で、母の実家に里帰りするたびに、祖父が信濃毎日新聞を読んでいたのをよく覚えています。いまももちろん信濃毎日新聞を読んでいます。


朝、新聞を1面から全部めくり終わると、昨日から今日にかけてどんなニュースがあったか全体像がわかる。毎朝、ほんの20分ぐらいです。夜寝る前に、あらためて新聞をもう一度読み返す。そうすると、ときどきひっかかるところがある。これはどういうことかな、これは大きな問題になるかもしれない、となったら、そこだけ破っておくのです。


そして、それはなぜなのか疑問を持って調べる。そのうえで新聞を読むと、これまで以上に世の中のことがよくわかってくる。


「池上彰と考えよう私たちのいま、そして未来」
(信濃毎日新聞社、信濃毎日新聞販売店会主催)2016年6/18・19


信濃毎日新聞


  • 「見出しを見るだけで、興味のあることもないことも眺められ、じっくり読めばネットより信頼が持てる詳細な情報が手に入る。さまざまな立場からの意見も聞けて画一的にならない。これが新聞の強みだと思います。」
  • 「今」を知らないと話もできないので、新聞はかかせない「武器」
  • 「企業の動向など、新聞じゃないとわからない情報もありますが、興味がない記事でも目に飛び込んでくることも新聞の魅力です。とくに信毎の場合は地元で起こっていることを伝えてくれるので、話題づくりに役立つし、地元に誇りを持つこともできる」

信濃毎日新聞u-30

[大学入試改革]知識偏重から思考力・判断力・表現力を問う方向への大転換

  • 日頃から自分で調べる習慣を身につけて、発表する力が問われますから、そのためには、新聞を読む習慣をつけることです。
  • 「ネットは興味があることを調べるには便利ですが、興味がさまざまな方向に伸びていく子どもには、あらゆる話題を盛り込んだ新聞がベストです。新聞は一方的な報道ではなく、別の方向からの視点、有識者の意見なども出ている。」

(掲載文・信毎×U30より)