高校でのスマホ ルール作りは

須坂高生徒会取り決め新設

スマートフォンの使用について、県内の高校でルールを設ける動きが目立っている。授業中に使う生徒がいたり、スマホに集中するあまり友人らと話す機会が減ったりして、問題視されているためだ。スマホとどう向き合い、どんなルールにするのか、生徒自身が自発的に考える動きも出てきている。学校側の強制では「自分たちの問題にならない」といった考えからだ。学校側もどう支えればいいのか。双方の手探りが続いている。

生徒総会で否決 模索続く

出席595人、賛成163人ー。今月10日、須坂高校(須坂市)の生徒総会は、新しい「申し合わせ事項」の議案を否決した。「授業中及びテスト中には携帯電話を持たない、使わない」「歩きスマホは校内及び校外で使わない」などとするルールを盛っていた。

議案を提出した生徒会長の清野岳さん(18)=3年=は納得せず、拒否権を発動。6月に臨時総会を開き、再び議案を諮ることになった。

高速のない同校で、申し合わせ事項は生徒と学校側との「約束」との位置付け。これまでスマホ利用について取り決めはなかったが、授業中に教室内で着信音が鳴ったり、休み時間もスマホを使って教室内での会話が少なかったりする状況を受け、学校側が生徒会に対応を投げ掛けた。

「事由で規律ある須坂高校のポリシーに反する」「ルールを決めるのは悪いことではない」…。2月ごろから生徒会執行部内で話し合い、執行部と生徒有志ら約20人で意見交換を重ねた上で、スマホのルールを作った。

信濃毎日新聞/2018/05/28/日付より

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