教員の働き方改革 各地で模索



勤務時間記録・授業カット…「今変えねば」

 小中高校の教員たちの長時間労働が問題になるなか、学校現場では勤務時間の管理や仕事の見直しが始まっている。2日から4日まで静岡県であった日本教職員組合の教育研究全国集会でも、各地の取り組みが報告された。

 「忙しさに追われ、わずか1、2分なのに出退勤時刻をパソコンで打ち込むことが難しい」「日程表を見直す必要があるが、多忙で誰も手をつけない」
 集会では、文部科学相の諮問機関の中央教育審議会が多忙への対策を呼び掛けても、なかなか浸透しないという発言が相次いだ。
 「そもそも管理職に労働法の知識も認識もない。こちらから要求するより一緒に学んでもらわないと」「学校が担っていた役割を任せようとしても、地域の力が衰えていてできない」
 一方、多忙化が注目を集めるいま、何とかしなければという声もあがった。
 大分県九重町立野矢小学校の教員、佐藤奈留美さん(51)は昨年6月、勤務先の職員会議で、パソコンを使った勤務時間の記録を提案した。文部科学省が公表した調査結果で教員の深刻な長時間労働が明らかになり、働き方改革が話題になっていた。
 
朝日新聞/2018/02/16/日付より

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