自ら学ぶ授業 広がる試み

途中で班組み替え もっとお互い話を

 2020年度から、小学校を皮切りに新しい学習指導要領がスタートする。日本教職員組合が静岡県で開いた教育研究全国集会では、新学習指導要領が打ち出す「アクティブ・ラーニング(AL=能動的学習)」の様々な試みが報告された。一方、小学校で新たに始まる英語の教科化や授業時間数の増加には、不安の声が上がった。

 アクティブ・ラーニングは教員が一方的に教えるのではなく、学ぶ側が討論や体験などを通じて能動的に学習する活動だ。指導要領では「主体的・対話的で深い学び」と表現されている。
 集会では子供たちが自分の考えを話し合いの場でどう共有するかについて、様々な報告があった。
 三重県多気町立勢和小学校の小掠幸太先生は、社会科の授業で3段のピラミッドを描いたシートを使って話し合いをすることを考えた。1番下の段には「時代背景」、2番目に「具体的な出来事」、1番上に「結論を」書きこむ。例えば「鎌倉幕府は元と戦い、どうなったか」について、班に分かれてシートを書き、他の班の子どもと見せ合いながら仕上げた。

朝日新聞/2018/02/17/日付より

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