ジビエ手軽に〝初体験〟需要創出へ

ジビエをもっと身近にー。農産物を食べ荒らす食害対策などで捕獲されたシカやイノシシなどの野生鳥獣肉(ジビエ)の有効活用を図るため、外食業界団体の日本フードサービス協会が、全国の飲食店でジビエ料理を提供する「全国ジビエフェア」を来年2月10日まで開催している。今夏に続く第2弾で、1千店以上が参加。ジビエを食べたことのない若者らに〝初体験〟をしてもらうことで新たな需要を生み出そうと、外食チェーンがハンバーガーやコロッケ、カレーなど手軽に食べられるメニューを開発し提供している。

全国フェア第2弾 1000店強が参加

新たなカテゴリー

「ファストフードとしては新たなチャレンジ。この機会にぜひともジビエに挑戦してほしい」

ハンバーガーチェーンのロッテリア(東京都新宿区)は、大分・熊本県産の鹿肉を使った「ジビエ 鹿肉バーガー(BBQ&チーズソース)」(税込み720円)を1月31日から全国138店で限定販売する。同24日には都内の銀座クリスタルビル店と大分県内5店で先行発売。同社マーケティング課リーダー小島啓太さんは幅広い人に食べてもらいたいと期待する。

商品開発に当たっては、鹿肉100%ではなくパン粉や香辛料を加えたハンバーグタイプのパティとスパイスの効いたソースを採用。初めての人にも食べやすくしながら、ジビエらしい野性味も感じられる味わいに仕上げた。

小島さんは「高タンパク低カロリーでヘルシーなジビエは、新たなカテゴリーとして非常に魅力的な食材」と語り、〝定番化〟の可能性も感じている。

すき焼きとしゃぶしゃぶの老舗、人形町今半(東京都中央区)がフェア開始の今月10日に売り出したのは、「鹿肉コロッケ」(税込み140円)。総菜を扱う都内5店舗で、各1日20個限定で販売している。

産経新聞/2018/12/14/日付より

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