20170929日本経済新聞

ランニング特集
学生であるうちにマラソンを完走したい。そんな望みに応えてくれる大学の授業がある。信州大学は走り方、練習方法を授け、その成果を試すための大会までつくってしまった。学生が大会の企画・運営に携わり、一般枠で出場する市民ランナーと交流を深めている。筑波大には25年も前から、つくばマラソンで完走するための授業がある。いずれも学生に単に結果を出させるだけでなく、生涯にわたってスポーツを楽しむ心を育もうとしている。
 信州大全学教育機構の杉本光公教授(総合人間科学系)は2013年から学生をフルマラソンに挑ませる授業を行っている。教員免許取得のための選択科目であるスポーツ実践演習の一つで、1年生を対象とする。
「ジョギング&ウォーク」という授業を発展させ・・・

日本経済新聞/2017/09/29/日付より